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医療事務って病院にとって重要な存在なのでしょうか?

  • 資格を取れば誰でも簡単に医療事務ができるようになるの?
  • 実際の医療事務の現場ってどうなの?

 

と気になっている人もいるかと思います。

 

医療事務として10年以上働いてきましたが、実際の現場は勉強をしていた時に思っていた医療事務のイメージとはちょっと違います。

 

私も最初は医療事務ってしょせん事務仕事だし、専門学校で2年学び、実習などでも病院に行っていたので大丈夫!と甘く考えていました。

 

学校や通学・通信講座では一般的なレセプトの計算方法や労災・保険など初歩的な事しか学びません。

 

しかし実際の現場はと言うと、例えば労災は専用用紙が必要で普通レセプトとは異なります。
保険も任意継続や保険切替時の対応など現場で初めて対応する事が多くあります。

 

またレセプトに関してもレセプトを出せばいいという訳ではなく、一枚一枚を入力間違えがないか、診療行為と病名が適切かどうかなど細かいチェックが必要になり、保険者ごとに並び変えて提出しなければなりません。

 

この並び変えは現場でしか習わないので新しく新人として入ってきた医療事務の子は必ずといっていいほどつまづいてましたね。

 

患者さんとの接客もとても重要です。

 

私達は医師ではないのですが、患者さんはわかっているものとして病気の相談や質問をしてきます。
そこであいまいな返事や適当な対応をしていては病院の信頼も下げてしまう結果になりかねません。

 

「確認します」と言ってもあまり待たせてしまっては今度は「どれだけ待たせるの!」とクレームになってしまう場合もあります。

 

周りの状況を見極め臨機応変に対応する能力も医療事務にはとても必要になります。

 

事務とはいえ医療機関で働いている事に間違いはないですから、責任感ももちろん必要になりますね。

 

逆に言いかえると、医療事務は患者さんとの窓口としてとてもやりがいのある仕事といえ、医療の知識など自分の知識も増え、コニュニケーションや接遇マナーも身につくので人としてもスキルアップできる仕事だと言えますね。

 

医療事務の将来性

今の日本は高齢化社会が進み、医療現場はどんどん大きくなっています。
その影響で、病院やクリニックの数も増えつつあるので医療事務が活躍出来る場所はたくさんあります。
;また一般企業と比べると倒産するリスクも低く、全国どこにでも病院やクリニックはあるので働く場所が制限されることもありません。

 

ただ医療現場にもコンピュータの導入が進んできています。
今まで人がしていた作業や確認業務等をコンピュータが行ってくれ、医療事務の仕事内容が少なくなり、それに伴い人件費削減もあり医療事務の人数は減らしてもいいのではないかという考え方もあります。

 

でも、まだまだ医療事務の仕事はコンピュータでは出来ない作業もたくさんあります。
それに患者さんと直接接する機会も多い仕事です。受付やお会計が全て機械化されてしまうと、やっぱり病院としては淋しく温かみがなくなってしまいます。

 

確かにコンピュータのおかげで、仕事内容も簡単になり便利になってきたのは現実です。
だからと言って、医療事務の需要が減るわけではないので高齢化社会とともに医療事務はまだまだ活躍できる場は増えてくると思います。

 

医療事務への期待度

医療事務の仕事は、医師や看護師をとりまく環境にあります。
医師しか、看護師しかできない仕事が多々あります。それをサポートするのが医療事務の役目です。 
主に医師や看護師は医療行為をする傍ら、医療費請求を中心とした医療費請求を中心に作業をします。

 

医師、看護師は医療行為ができますが、医療事務にはそのすべてを代わりにすることができません。
ですが、医師が医療事務を雇うのには、分業という仕組みを明確にしたいからだと言います。

 

医師が請求業務まですべてをすることは、実際に無理なのです。
それをやっていたら、診療所なのに大病院並みに患者さんをお待たせすることになるでしょう。

 

一日に100人前後の患者さんが来院する病院なら、医師1人、看護師2人、医療事務2人という配置が基本的だと言えます。
もちろん科によって若干違いはありますが、そのぐらいの比率で配置された病院は、スムーズに回ると思います。

 

医師の一人に訊いてみましたが、
医療事務という役割が増えてから、格段に仕事がしやすくなったと言います。
以前は資格などが存在しなかったので、普通に事務員さんのイメージで就職される方が多かったようですが、それだと医療業界の事務仕事の知識に乏しく、また時間もかかってしまうことから、即戦力のある人が求められました。
医療事務の資格ができてから、その勉強をしてきたスタッフとの連携はスムーズでやりやすいとのことでした。

 

看護師の一人に訊いてみると、以前自分がやっていた事務仕事を、専門の事務さんにお願いできるのは助かるとのことでした。
その方は、
「特にパソコンの業務が苦手なので、医事コンピュータを熟知した医療事務員にお願いできると、とても安心して自分の業務がこなせる」
と言っていました。

 

医師や看護師のように、医療の知識は特に多くは求められませんが、それにまつわる医療費であるとか、患者さんとの窓口での対応は、医療事務員の技量にかかっていると思います。
それは医師と看護師の間で、患者さんとのパイプ役を務める大事な役目を担っているのです。

 

≪医療事務の仕事の大事な役割≫
医療事務をしてきて、やりがいを感じる点はなんでしょう。
毎日そんなに大きな変化があるわけではありませんが、日々勉強しているな、と思うことは結構あるのです。

 

まず、医療の知識。
一般の人に医者の知識が芽生えるわけではありませんが、毎日医師と接していると、色々なことが何となくわかってくるのです。
病名や治療法、薬や服用後の流れを毎日見ていると、予測だとか応用だとか先読みができるようになりました。
なんと自分が病気になりにくくなるという利点までありました。
医者の不養生という言葉がありますが、医療スタッフは逆じゃないかと思ったりします。

 

もちろん過酷なシフトの病院もあるとは聞きますが、私は幸いというかそういった状況になったことはなく、毎日優秀な医師や看護師の傍らで仕事ができて本当に楽しいです思えば看護師になろうかと思ったり、介護士にもなろうと思ったり、どちらかといえばフィールドワークを目指していたのに、気が付いたらオフィスワークに徹している毎日。

 

看護師になればよかったと今さらながら(40歳)思ってはいますが、そこは縁の下の力持ちも悪くないと思うし、頑張って介護士の資格は取ったので、まだまだ可能性は秘めているとちょっと図に乗っている毎日です。

 

医師に医療事務の必要性について尋ねてみましたら、
受付で患者さんが和んで入ってくるので診察に入りやすい
と褒めてくださいました。

 

そういうのは医師や看護師ではしにくいところでもあるので、
事務さんが和ませ役(?)として入口に立っているような存在であるならば、とてもいい病院だと思われているのだ
と語ってくださって、感動してしまいました。

 

畏れ多くも病院の顔だと言ってくださる院長の元、まさにそれをやりがいにしながら患者さんのため、医院スタッフのため、頑張って仕事をしたいと思う今日この頃なのです。

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